SEO比較 Gatsby vs Wordpress
どのウェブサイトビルダーがSEOにとって最適なのか?
最近色々なウェブサイトビルダーが登場していて、正直どれを選んで良いのかわからない?ということありますか?一体SEOにとって一番良いプラットフォームはどのウェブサイトビルダーでしょうか?現在ウェブサイトビルダーと言ってリストのトップに上がってくるのは主に三つです。(一先ずギャッツビーは置いておきましょう)
- Wordpress(ワードプレス)
- WIX(ウィックス)
- Squarespace(スクエアスペース)
ウェブサイトでヒット件数が上がることは現代ではとても大事なことですね!特に広告収入で稼ぎたいと思っている方には大事な情報です。この中では一体どれが一番SEO(サーチエンジンオプティマイゼーション)にとって最適なのでしょうか?一歩間違えるとウェブサイトビルダーを適切なものを選んでないというだけで、ブログを訪れる人の数が圧倒的に少なく、ビジネスチャンスを逃している可能性もあります。
まずSEOに大事な項目は、こちらのブログでも紹介しましたが、大きく二つのカテゴリーに分けられます。
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ウェブサイト作成時に解決が必要なテクニカルな要因
- スピード
- 構造化データの有無,設計の仕方
- ウェブサイトのリンクが切れていたり、404など必要なページが設定されてない。
- メタタグ等のSEOに欠かせないタグに必要な情報が書かれていない為、サーチエンジンがランクが低かったり、そもそもサーチエンジンが必要をしている情報をウェブサイトが提供していない。
- 文字数が少なかったり、グーグルのロボットがウェブサイト、ページを認識する為の必要なデータ量が少なく、何に関しての情報が提供されているのか、どういったサービスなのかわからないために、ランクが低い。
- サイトマップや、ロボットテキストが抜けてる抜けてる
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インターネットのユーザーが欲しい情報にヒットするのか
- 年数
- ウェブサイトを訪れた人がどのくらいの時間そのウェブサイトに滞在したか
- ウェブサイトに訪れた人が、同サイト内の他のウェブページをクリックしたか
- 外部からのリンクがどれだけあるか
- ユーザーのリピート率
等々があります。では上記の項目を踏まえた上で、検討してみましょう。
どのプラットフォームが一番有利なのか?
私が一番信頼しているマーケターは世界的にSEOで有名なマーケターNeli Patel(ネリ・パテル)です。彼のウェブサイトでこの三つのウェブサイトビルダーの比較をしているビデオが公開されているので、見てみましょう。
要約しますが、英語で話している内容は下記です。
人気のウェブサイトビルダーの三つ、Wordpress、WIX、Squarespaceを比較してみよう。 BuildWithが興味深いデータを公開しており、彼らのデータによって下記のことがわかった。 Wordpressは現存するウェブサイトの50%以上のシェアを誇っており、続いてWIXが7%、Squarespaceが4%と続く。
その統計によると、オーガニックトラフィックを獲得している率は下記の通り。
Wordpress: 46.1% WIX: 1.4% Squarespace: 15.1%
この表から見ると、ワードプレスがかなりSEOにおいて上位にあるけれども、ワードプレスユーザーの方がプロが作ってる場合が多くて、WIXは素人が作ってることが多く、SEOの知識を知らないだけで、実際にちゃんと設定すればそんなに変わりはないのでは?と思う人がいると思う。三つのウェブサイトビルダーの比較をしてみよう。
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Wordpress:
- 長所:プラグインが豊富で、数あるウェブサイトビルダーの中で一番フレキシブルに設定できる。またYoast SEOプラグインを挿入すれば、SEOに関して必要なことはプラグインが全て抜かりなくチェックしてくれ、他にマニュアルでやらないといけないものがないので便利。
- 短所:プラグインを増やせば増やすほど重くなったり、他の二つのウェブサイトビルダーに比べてインターフェースがユーザーフレンドリーじゃないから、プログラミングをやらない人にとっては使いにくい。
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WIX:
- 長所:使いやすい。ドラッグ&ドロップでなんでも作れる。コーティングの知識がなくても、インスタントにウェブサイトが作れる。SEOのツールがデフォルトで入っており、専門知識なくても自動的に設定が終わってくれる。
- 短所:メタデータがカスタムで作れない(勝手に作られてしまうので微調整がきかない)、プラグインのいくつかがAjexで書かれており作り方によってはかなりスピードが遅くなる。システム設計が古く、モダンのウェブサイトアーキテクチャに対応してくれない。
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Squarespace:
- 長所:デザインがモダンでスタイリッシュ、サイトマップ等々もデフォルトで準備されている、ユーザーインターフェースがわかりやすく、プログラマーじゃなくてもモダンデザインのカッコイイウェブサイトがすぐに作れる。
- 短所:サーチエンジンにインデックスされるのにとにかく時間がかかる。一ヶ月くらいみた方が良い。メタタグの名前が違う名前で書かれており、サーチエンジンにきちんとして情報が届いてない。また、イメージタグが検索に引っかからない。
等々を踏まえると、ワードプレスがSEOではチャンピオンです。但し、YoastSEOを使いましょうね。リンクが切れていたり、文字数やキーワードの設定があったりと、SEOで必要な微調整を全てチェックしてくれ、このどれもがSEOにとってとても大事なのです。
SEOにとってGatsbyとWordpressではどちらが適切なのか?
答えは筆者的にはGatsbyです。但し、今の所ですが、SEOで設定しないといけないことを全て知っている人に限ってです。全ての人にというわけではありません。 比較してみましょう。
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Gatsby:
- 長所:JAMタックで作られており、とにかく速い。プラグインが豊富で思いつく限りの色々なことが出来る。フレキシブルになんでもマニュアルで設定できる。外部のCMS(コンテントマネジメントシステム)が使え、ワードプレスでブログを書くことも出来る強者。プラグインを増やしても他のウェブサイトビルダーほどは重くならない。
- 短所:CMSクラウドを使わない限り、ウェブサイトを作成するだけでもかなり高いレベルの専門知識(プログラミング技術)が問われる。専門知識がない状態で使うと、全くSEOに向いてないウェブサイトになってしまうこともあり得るので、初心者には向かない。インデックスリクエストするのに手動でやる必要がある。自分の用途にあったスターターが見つかれば良いが、ない場合は全てプログラムする必要があり、かなり大変。
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Wordpress: (Gatsbyと比べて)
- 長所:最初からかなりのものが設定されているし、プラグインもかなり豊富でフレキシビリティが高く、Gatsbyに比べるとユーザーフレンドリー。デザインにこだわらなければ専門知識がなくても普通にブログを始められる。但し、SEOを考えると無知識というわけにはいかない。
- 短所:プラグインを増やすと重くなり過ぎて、スピードで劣る。
まとめ
個人的には筆者はクライアントに予算を低く言われた場合は必ずWordpressを勧めます。Gatsbyの開発は時間がかかるので、低予算のクライアントにオファー出来ないのが現状です。しかし、自分でブログを作って、他人より優位にたちたい、と思うのであればGatsbyを使います。Gatsbyはビジネスクライアント向けで、今開発が進んでいるので、来年また違う意見になる可能性がありますが、あまり個人向けではありません。
しかし、トップはやはりGatsbyです。